ネットでのデリバリーサービスを利用したり、LINEでメッセージを確認したり、ネットショッピングを楽しんだりと、日々の生活になくてはならない存在となった「インターネット」。
そして、モバイルデータ通信を利用できない端末や、インターネットを利用して遊べるゲーム機器では「ポケットWiFi」を利用して繋げているという方も増えています。
そんな便利な「ポケットWiFi」ですが、普段通りに利用しているのに、急に繋がらなくなって困ったことはありませんか?
いざという時に、インターネットが中々繋がらないととても困ります。
そこで今回は、
- ポケットWiFiが繋がらなくなる理由
- 繋がらなかった時に試してほしい対処方法
をご紹介させていただきます。
目次
ポケットWiFiが繋がらない場合に試してほしい事
ポケットWiFiが繋がっているのを確認して、作業をしようとした途端、「インターネットに繋がっていません」と警告文が出てしまうと、やる気もどこかに消えてしまいますよね。
そんな時に、簡単な対処法を知っていれば、インターネットに繋がらない状態から復旧できることもあります♪
ここではまず、繋がらなかった時に試してほしいことをご紹介していきます。
ポケットWiFiの再起動
「繋がらない」と感じたら、まずはポケットWiFiの再起動を行なってみましょう。
大体の場合は、ポケットWiFiの内部で、メモリの不具合やログの蓄積といった一時的なトラブルが発生していることが多いからです。
ポケットWiFiを長時間起動させて、放置している場合に起こりやすい現象でもあります。
接続機器本体の再起動
ポケットWiFiを再起動してもまだ繋がらない場合は、スマートフォンやタブレット、パソコンやゲーム機器など接続する予定の端末の再起動を行なってみましょう。
ポケットWiFiと同じく、内部で一時的なトラブルが発生していることが多く、再起動によるリフレッシュで改善する場合があります。
接続する際の場所移動
「ポケットWiFiも、接続する予定の端末も再起動をかけたのにまだ繋がらない」
そんな時は、少し場所を移動して試してみましょう。
場所によっては、電波状況が悪い場合が考えられます。
特に、集合住宅の場合は他の電波も飛び交っていたり、障害物が多かったりなど、電波が届きにくくなりやすいです。
少しずつ移動しながら、電波が繋がりやすい場所を確認するといいでしょう。
基地局の電波を受信しやすくなるため、窓際に近い場所に移動するのも一つの手です。
機内モードの設定確認
「再起動もしたし、場所も移動した」のに、まだ繋がらない。
そんな時は、「機内モード」になっていないかどうかを確認してください。
「機内モード」とは、すべての電波の受信をシャットアウトするといった設定です。
ポケットWiFiもしくは接続する予定の端末が「機内モード」になっていると、アンテナで電波を受信できなくなり、意図的に繋がらなくなってしまうのです。
設定画面から、簡単な操作方法で解除できます。
「それでも、やっぱり繋がらない!」
そんな時は、以下でご紹介する方法をチェックしてみてください。
【屋外】ポケットWiFiが繋がらない原因と対処法
天気のいい日は、部屋の中ではなく、外で作業を行ないたい。
そんな気分の時もありますよね♪
でもそんな時に、ポケットWiFiが繋がらなければ、そもそもポケットWiFiを利用する意味がありません。
まずは、「屋外でポケットWiFiが繋がらなかった時に試してほしいこと」をご紹介いたします。
原因1:接続台数が多い
ポケットWiFiは、いくつもの端末に繋げることができます。
しかし、そうすることによって、インターネットに繋がらなくなってしまう場合があります。
実は、ポケットWiFiは接続台数が増えれば増えるほど、使用できる電波が分散されてしまうのです。
そのため、一台あたりに対する通信速度が遅延する傾向があります。
この通信速度の遅延がひどくなれば、当然インターネットへの接続が厳しくなり、繋がらない状態に陥ってしまうことも。
複数人で使う場合や、ポケットWiFiの接続可能台数の上限に近い利用の仕方をしている場合は、特に気をつけておきたい症状です。
対処法について
複数人や、複数台で利用する際の対処法としては、こまめにWiFi接続のオンオフ設定を行なうことです。
利用していない端末のWiFi接続をオフにすることで、改善される場合があります。
端末を使っていなくても、WiFiに接続したままだと混線の原因になりやすいです。
一度SSIDやパスワードを入力すると、電源が入った瞬間に自動的に接続される設定になっている可能性は高いので、ポケットWiFiにて現在利用中の接続端末を確認してみるといいでしょう。
3台程度であれば問題なくインターネットを利用できることがほとんどですが、環境によっては影響を受けることもあります。
念のためオフにして、ポケットWiFiが繋がるかをチェックしてみてください。
原因2:速度制限の影響
ポケットWiFiに速度制限がかかっていることで、繋がらなくなる場合があります。
速度制限中でも利用自体は可能なのですが、メールを読み込んだりウェブサイトを少し覗いたりするだけでも通信が遅くなってしまいます。
さらに、受信環境によってはまったく繋がらないといったこともありますので、ポケットWiFiが速度制限にかかっていないかどうかを確認をしてみましょう。
対処法について
一度だけならまだしも、毎月のように速度制限にかかっているようであれば、利用しているポケットWiFiのプランを見直す必要があります。
月々の使用状況を調べたうえで、プランの切り替えを行なうべきですが、契約している会社によってはプランの種類が少ない場合もあります。
また、ご自身の求めるプランがない場合は、契約会社自体を乗り換えるといったことも視野に入れておきましょう。
原因3:契約料金未払い
ポケットWiFiが繋がらない原因として、契約料金の未払いの可能性も考えられます。
銀行口座での引き落としに設定している場合、残高不足で引き落とされずにストップさせられていたというケースも実際にあります。
未払いが続いてしまうと、強制的に契約を解除されてしまう恐れも。
毎月困ることなく支払える、余裕のあるプランにしておくことも必要です。
対処法について
口座引き落としにされている方は、口座に十分な金額を入れておくことを忘れないようにしておきましょう。
また、引き落とせなかった場合、再引き落としがかかるか、自分から連絡して振込むのか、振込用紙が届くのかは契約している会社によって違います。
ただ待つだけではなく、しっかりと確認をして早めに対応するようにしましょう。
原因4:端末本体の故障
ポケットWiFiの本体そのものが故障してしまっていることで、インターネットに繋がらない場合があります。
ポケットWiFiは精密機械のため、不注意で落としてしまったり、雑な扱いをしてしまったりすると、物理的な破損や基盤の損傷、断線などで故障してしまいます。
また、ちょっとした水濡れや水没、高熱などにも弱く、取り扱いには注意が必要です。
充電したのに電源が入らない、画面がつかない、表示がなんだかおかしいなど、異変に気づいたらまずは故障を疑ってみましょう。
対処法について
ポケットWiFiが故障した場合、修理に出すしか方法はありません。
取扱店などに修理を依頼するか、ポケットWiFiを契約した会社のカスタマーセンターに問い合わせをしましょう。
購入時のレシートや保証書、備品などを準備しておけば、無償修理ができたり、修理代金を抑えられたりする場合があります。
また、精密機械などに詳しい方であれば、自分で修理するという方法をとる方がいるかもしれません。
しかし、自分で直せるかもしれない故障だとしても、分解するのはおすすめいたしません。
ポケットWiFiが正常になればラッキーですが、正規修理以外だと今後のサポートを受けられなくなる場合があります。
故障が判明したら、そのままの状態で修理に出すようにしてくださいね。
原因5:サービス提供外
ポケットWiFiは、必ずしもどこでもインターネットと繋げてくれるというわけではありません。
契約している会社によって違いますが、それぞれ対応している「エリア」があります。
どのエリアが対応しているのか、また非対応エリアがあるのかどうかを事前に確認しておく必要があります。
対処法について
ポケットWiFiの非対応エリアであった場合、対応している他のWiFiを利用するか、モバイルデータ通信を利用するしかありません。
そのため、普段から「国内外マルチキャリア」のポケットWiFiを利用することがおすすめです。
マルチキャリアであれば、対応エリアなどを考える必要もありませんし、どこにいても最適な電波を拾ってくれます。
【室内】ポケットWiFiが繋がらない原因と対処法
「自室などの室内ならば、繋がらないことはないはず」
そう思っていても、やはり場合によっては繋がらないことがあります。
室内や屋内でポケットWiFiが繋がらない原因と、その対処法をご紹介いたします。
原因1:電波受信の場所
自室でも、実家のリビングでも、はたまた出先のカフェでも、電波の受信しやすい場所、受信しづらい場所は存在します。
でもお話したように、窓際や、外に近い場所ほど電波を受信しやすく、壁や障害物が多い部屋、住居の中心部といった場所では電波を受信しづらくなっています。
この場合、接続環境を見直したり、電波の接続状況を良好に保ったりする必要があります。
対処法について
前述したように、電波は「受信しやすい場所」と「受信しにくい場所」があります。
ですので、最適な電波を受信できる場所を探しだすためにも、接続テストを試す必要があります。
受信しやすい場所なら、障害物の少ない場所や窓際、外から見通しのいい場所がいいでしょう。
逆に受信しづらい場所は、水槽の近くや家電製品の側、コンクリートの壁の角など、こういった場所で接続すると繋がりにくくなることがあります。
また、接続テストが良好であったとしても、ポケットWiFiと接続する端末が離れていては結局電波を受信しづらくなります。
利用するときは、できるだけポケットWiFiと接続端末が離れなすぎないようにしましょう。
もし、「部屋内での移動ができないから、ポケットWiFiの電波が悪くても仕方がない」と諦めている方は、「リフレクター」を使用してみてください。
リフレクターとは、光や音を反射させる反射板の装置のことです。
リフレクターを使って、広範囲の電波を集め、ポケットWiFiが電波を受信しやすいように改善することができます。
リフレクター自体は、金属製のボウルでパラボラアンテナのように自作してもいいでしょう。
ガスコンロの周りに設置するアルミ製のシートで覆うだけでも、効果を発揮します。
原因2:接続先の間違い
インターネットに中々繋がらないポケットWiFiの接続先を確認すると、「いつもと違う誤った接続先に繋がっていた」なんてことも。
外出先などで、接続先の端末を他のWiFiに接続したことがあると、自宅に帰ってきても自動で違うWiFiに切り替えてしまうことがあるのです。
また、帰宅してからポケットWiFiへの接続を設定する時に、自ら違うWiFiを指定してしまっている可能性も考えられます。
対処法について
接続先が間違っていた場合は、一から設定をやり直しましょう。
ルーターの背面や、取扱説明書に記載されているSSIDとパスワードを正しく入力し、改めて接続させます。
また、不要なWiFiを再び認識して自動接続してしまわないように、自動接続設定を解除しておくことも大切です。
【注意】ポケットWiFi以外が原因の可能性もある
「様々な改善方法を試みたものの、まだポケットWiFiに繋がらない」
となると、ポケットWiFiや接続したい端末以外に原因がある可能性があります。
基地局のメンテナンス
ポケットWiFiはきちんと電源が入り、接続先も間違っていない。
接続機器も、特に故障もなく問題ない。
そういった時は、基地局が何らかの理由で稼働していないといったことが考えられます。
基地局は、定期的にメンテナンスが行なわれており、災害などで基地局にトラブルが発生してる場合もあります。
何をやっても繋がらない時は、契約している会社の公式サイトにて、現在の電波状況を調べてみるといいでしょう。
回線が混雑をしている
最後に考えられるのが、回線が混雑している場合です。
近年の情勢上、ポケットWiFiの需要が大幅に増えました。
そのため、データ通信量も増加し、パンクしてしまっているポケットWiFiもでてきています。
こういった場合には、ユーザー側ではどうすることもできないのが現状です。
【おすすめ】繋がりやすいポケットWiFiをご紹介
様々な原因や対処法をご紹介してきましたが、【注意】ポケットWiFi以外が原因の可能性もあるの項目で記載したように、自分ではどうすることもできない事象もあります。
この事象が頻繁に起きてくるようになってしまうと、ポケットWiFiを利用するたびにストレスが溜まってしまいますよね。
そこで、繋がりやすいおすすめのポケットWiFiである、「Trip WiFi」をご紹介させていただきます。
Trip WiFiの魅力は?
ポケットWiFiを利用するなら、快適にインターネットへ繋げたいですよね。
「Trip WiFi」は、公式HPから端末を19,580円で購入すれば、基本料金が無料で持つことができます。
GBプランについては、「利用したいとき」に「利用したい場所」で、「利用したいGB分だけ」を専用のアプリからチャージして使用していただけます。
日本中はもちろんのこと、世界中でインターネットを利用することができ、その時最も快適な電波をキャッチするポケットWiFiです。
次世代型通信技術でもある、SIMカードをクラウド上で管理するクラウドSIMを採用しています。
そのため、全国どこにいても最適なキャリア回線を自動で探し出して、サクサクインターネットを利用することができます。
国内のどんな場所にいても「非対応エリアだった!」と焦ることもなく、いつでも快適にインターネットを利用することができるのはとても嬉しいですよね。
「Trip WiFi」は、海外での滞在時のみならず、直行便ではない移動の場合の、目的地にたどり着くまでのハブ空港でも利用できます。
ポケットWiFiを海外で利用する方はご存じかと思いますが、レンタルポケットWiFiは、途中で経由する国に着いたとしても、滞在する予定の国にたどり着くまでは利用することができません。
そんなストレスのかかってしまう状況を打破してくれるのが、主要ハブ空港でも利用できる「Trip WiFi」です。
また、海外に行くのなら、他の国も周遊したいという方も多いでしょう。
「Trip WiFi」であれば、国ごとに面倒な手続きをしなくても、そのままWiFiを利用することができます。
さらに、同一エリア内であれば、追加料金が発生しないという嬉しいサービスつき♪
一度利用すれば、その便利さを手放せなくなってしまうことでしょう。
気になった方は、是非「Trip WiFi」の公式HPをチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポケットWiFiがインターネットに繋がらない原因と、その時に試してほしい対処法、インターネットを快適に利用できるおすすめのポケットWiFiをご紹介させていただきました。
現代では、インターネットは様々な用途に欠かせなくなっています。
そのため、繋がらないと困る方も多いでしょう。
今記事でご紹介させていただいた対処法を試しても繋がらない場合は、契約会社に問い合わせてみましょう。
そして、内容や対応によっては、ポケットWiFiを買い換えるのも一つの手ではないでしょうか?
wifi-contactポケットWiFiを今後も快適に利用していけるよう、繋がりやすいポケットWiFiを手にしてくださいね。