海外旅行や出張で頼りになる、「海外WiFiレンタル」。

WiFiを使わずに海外でスマホを利用すると通信料が高くなるため、海外用のレンタルWiFiは重宝します。

しかし、サービスによっては、料金・対応国が異なるため、選択に悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

海外用のレンタルWiFiを決める基準は、渡航先の国によって変わります。

そこで今回の記事では、海外WiFiレンタルの利用方法から、サービスを選ぶコツ、レンタル会社の比較表までご紹介させていただきます。

記事を読み終える頃には、自分に最適な海外用WiFiを選べるようになっているでしょう。

是非、参考にしてください。

海外WiFiレンタルとは何なのか？

海外WiFiレンタルとは、海外でもインターネットに接続できる、ポケットWiFiのレンタルサービスです。

海外用のWiFiレンタルがあれば、海外旅行や出張の際にも自分のスマホ・パソコンでインターネットに接続できます。

海外でのネット検索はもちろん、地図アプリ・LINE・SNSなども日本と同じ感覚で利用できるでしょう。

海外WiFi利用のメリット

海外WiFiレンタルを利用する大きなメリットは、次の2つです。

• 通信料金が安くなる
• WiFiを探す必要がない

通信料金が安くなる

海外WiFiレンタルをしていれば、海外での通信料金が安くなります。

携帯電話会社の「国際ローミング」と比較すれば、かなり安くネット通信が行なえるということがわかります。

国際ローミングとは、WiFiを使わずにスマホを海外で利用する方法です。

国際ローミングの通信料金は1日最大で3,000円ほどですが、海外WiFiレンタルでは1日約500円から利用できる場合が多いです。

また、1台の海外用レンタルWiFiを複数人で利用すれば、通信費をさらに少なく抑えられるでしょう。

WiFiを探す必要がない

海外WiFiレンタルを利用している場合、海外にいる際にフリーWiFiスポットを探す必要がありません。

海外では主要な観光地・レストラン・ホテルでフリーWiFiスポットが提供されています。

しかし、フリーWiFiスポットのサービスは、利用できる範囲が狭く電波も不安定なため、スムーズにネット接続ができないのです。

また、誰でも接続できるフリーWiFiの使用は、不正アクセスの不安もつきまといます。

そのため、海外に行く際は、どこでも快適に使えてセキュリティ上も安心できる、海外のWiFiレンタルを用意しておきましょう。

海外WiFiレンタルの最適な活用法

海外WiFiレンタルは、以下を活用する際に便利です。

• 地図アプリ
• 連絡手段
• 情報検索
• 翻訳アプリ

地図アプリ

海外で目的地に辿り着けない場合、地図アプリの活用が欠かせません。

フリーWiFiスポットでは、地図アプリを開きながら移動できないため観光をするにもとても不便です。

そんな時、海外WiFiレンタルを持っていれば、土地勘のない街でもスムーズに目的地へたどり着けるでしょう。

連絡手段

海外WiFiレンタルでネットに繋げれば、現地の連絡手段を確保することができます。

たとえ海外旅行中に同行者と逸れた場合でも、LINEやMessengerなどをすぐに使えるため安心です。

また、高額な国際電話を使わずとも、音声通話で日本にいる家族や友人とも簡単に連絡できるのも海外用レンタルWiFiを利用するメリットです。

情報検索

海外では土地に慣れていない分、インターネットを使った情報検索が必須です。

美味しいレストランの検索や観光地の詳細まで、ネットにはガイドブックに載っていない情報が溢れています。

また、訪れた場所の思い出を、SNSにシェアしたいと考えている方もいるでしょう。

フリーWiFiスポットでは不安定な回線により、SNSの接続や画像のアップがスムーズにいかない場合があります。

海外WiFiレンタルがあれば、感動したリアルな気持ちもすぐに投稿することができます。

翻訳アプリ

海外のコミュニケーションに不安がある場合、各国に特化した翻訳アプリが重宝します。

レストラン・買い物・仕事など、渡航先の方と交流するタイミングは様々です。

近年は音声入力や画像認識を使って言葉を翻訳するアプリがあるので、海外出張や旅先で困った際に頼もしい存在になってくれるでしょう。

海外WiFiレンタルの利用する流れ

海外WiFiレンタルをする大まかな流れは、以下の通りです。

• 海外WiFiの申し込み
• 空港・宅配での受取
• 渡航先でWiFiを使用
• レンタルWiFiの返却

申し込みから返却までの方法は簡単なので、順番に説明します。

海外WiFiの申し込み

渡航先・旅行日程が決まったら、渡航先で使える海外WiFiレンタルを探しましょう。

料金やサービスを比較して、レンタル会社の公式サイトから申し込みを完了させます。

各項目に従って必要情報を入力するだけなので、そこまで手間はかかりません。

支払いはクレジットカードが一般的ですが、レンタル先によっては現地での現金決済・コンビニの後払い決済・請求書決済があるので覚えておきましょう。

空港・宅配での受取

殆どのレンタル会社は、主要国際空港でポケットWiFiを受け取れます。

説明や手続きにかかる時間は約5〜10分となるので、出国当日のフライト前に空港カウンターで受け取りましょう。

また、送料が自己負担になる場合もありますが、宅配なら事前に自宅や会社で受け取れます。

海外旅行やレンタルWiFiに慣れていない方は、当日に慌てる可能性もあるので、宅配受け取りのほうがおすすめです。

渡航先でWiFiを使用

渡航先に到着したら、レンタルしたポケットWiFiの電源を入れ、スマホやパソコンに接続してください。

ポケットWiFiのパスワードやSSIDを確認しつつ、マニュアルに従って接続が完了すればインターネットを利用することができます。

到着後すぐにWiFiの接続設定を済ませておけば、その後の行動もスムーズになるでしょう。

レンタルWiFiの返却

帰国後は、空港カウンター・専用の返却BOX・宅配で返却できます。

殆どのレンタル会社は国内空港カウンターで返却できるので、帰国後に余裕があれば空港で返却しましょう。

宅配返却となると実費で宅配料金を支払う場合があるので、料金や返し忘れの心配を考えても、空港での返却がおすすめです。

返却可能な空港はサービスごとに異なるため、利用予定の空港で返却可能かをチェックしておく必要があります。

海外WiFiレンタルの上手な選び方

海外WiFiレンタルを選ぶコツとして、以下のポイントを確認しましょう。

• 渡航先に対応しているか
• 通信速度プランは最適か
• 利用可能データ量の確認

渡航先に対応しているか

海外レンタルWiFiを利用する時に、最初に確認するべきなのは渡航先に対応しているかです。

WiFiは、国・地域ごとに使用している回線や周波数帯が違うため、現地に対応したポケットWiFiでなければインターネットを利用することができません。

一つのレンタルWiFiが世界中に対応しているわけではないので、必ず渡航先に対応したポケットWiFiをレンタルしましょう。

通信速度プランは最適か

通信速度のプランでは、3Gや4G回線を選べる場合があります。

3G・4Gとは通信システムの世代で、インターネット接続時のデータを送受信する速さが違うのです。

現在の主流は通信速度が速い4Gなので、インターネットを快適に利用したい場合は4Gを選びましょう。

料金の大きな差もなく、地図アプリやSNS、動画の視聴もストレスなく利用できます。

利用可能データ量の確認

利用可能データ量とは、1日あたりに利用可能な通信データ量のことを指します。

プランには、通常プランと容量無制限プランの大きく2つが用意されています。

地図アプリやメールの利用であれば、通常プランでも問題ないといえるでしょう。

一方、動画視聴を頻繁に行なう場合や複数でWiFiをシェアして利用するなら、大容量のプランを選んでおくと安心です。

容量が大きいほど料金も高くなるので、レンタルする際は利用頻度を想定して、最適なデータ容量を選びましょう。

補償サービスオプション

レンタルWiFiを申し込む際に、各社がオプションで提供している補償サービスをチェックしましょう。

補償サービスとは、レンタル品を紛失・破損した場合に補償をしてくれるサービスです。

事業者やプランごとに補償の範囲や割合が異なるので、申し込み前に確認しておくと安心です。

海外WiFiレンタル会社を徹底比較

海外WiFiレンタルは、特定の国に特化して展開している会社を含めると10数社あります。

渡航先によって料金も変わってくるので、今回は海外WiFiレンタルの4社を調査し、以下のポイントを比較させていただきました。

• 料金
• サポート体制

エリア別の料金や、対応している会社が一目でわかるので、参考にしてみてください。

1カ国のみ利用する場合

レンタルWiFiの料金は、1日だと100円程度の差となっています。

しかし、渡航日数が長いほど合計金額に大きく差がでてきてしまいます。

今回は海外WiFiレンタルとして、知名度の高い以下の4社を比較してみました。

• グローバルWiFi
• Wi-Ho!
• イモトのWiFi
• JAL ABC

※価格は変動が激しいので、最新情報は公式サイトでお確かめください。

海外WiFiのサポート体制

各サービスのサポート体制によって、利便性に差がでます。

受取可能空港・補償制度・サポート対応の充実さを比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。

海外レンタルより便利なWiFiは？

海外に行く度に毎回レンタルWiFiをしている場合、手続きや規約の多さに手間を感じる方もいるでしょう。

そこで最後に、レンタルWiFiよりも便利なサービスを紹介させていただきます。

海外でインターネットを使う手段の一つとしておすすめなのが、クラウドSIMを採用した「Trip WiFi」です。

クラウドSIMとは、利用場所によって回線を自動最適化する通信技術となり、SIMカードが不要で全世界100カ国以上で使用可能。

クラウドSIMを搭載したTrip WiFiは、海外から帰ってきても国内プランを選択してそのまま利用することができます。

旅行へ行く度に手続きをする必要もないですし、レンタル代やキャンセルチャージの発生もありません。

また、Trip WiFiは、海外レンタルWiFiよりも低価格で利用できるのも魅力の一つです。

他のサービス料金が1日1GBで500～1,000円かかるのに対し、Trip WiFiは7日1GBで500～1,000円とよりお得に利用できます。

最初こそ端末を購入する必要がありますが、Trip WiFiがあれば、長期的な利便性と、低コストの利用を両立できるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回の記事では、海外WiFiレンタルの利用方法から、サービスを選ぶコツについてご紹介させていただきました。

海外WiFiレンタルを利用すれば、渡航先での連絡や情報検索なども日本と同じ感覚で利用することが可能です。

ポケットWiFiを空港や宅配で受け取った後は、マニュアルに沿った接続でインターネットを利用できます。

渡航先への対応・通信速度・通信データ量を確認しながら、海外WiFiレンタルを選びましょう。

また、海外に行く頻度が多い場合、レンタルWiFiではなく端末自体の購入もおすすめです。

Trip WiFiなら毎回WiFiレンタルをせずとも、長期的な利便性とお得な料金でインターネットが使えるでしょう。

rip WiFiの詳細はこちらでも確認できるので、それぞれのWiFiと一緒に実力を確かめてみてください。