悠久の歴史と広大な国土を持ち、複数の世界遺産の宝庫でもある「中国」。
美食の国としても有名で、数千年にわたる料理の知恵と経験が結集されています。
中華料理には沢山の種類があり、それぞれ調理法や風味が異なるので訪れる場所によって様々な料理が味わえるのが魅力です。
その中でも、台湾には中国各地の代表ともいえる料理が集まるため、毎年多くの観光客が中国のグルメを味わいに訪れています。
次に、アジア旅行の中でも圧倒的女性支持率が高く、日帰り海外旅行先としても人気を集めている「韓国」。
日本との距離の近さ、時差が無いこと、国内旅行のような手軽な価格で楽しめるなどという理由から女子旅行が圧倒的に多いといわれています。
さらに、買い物天国、美容大国ならではのマッサージやエステ、韓国料理や韓国コスメなど、様々な条件から女性同士で行くと楽しめる行き先なのでしょう。
最後に「香港」ですが、アジアと欧米の文化が混ざり合ったエネルギッシュな国です。
日本人ならば、ビザ無しで最大90日間香港に滞在することができ、香港は小さな国なので2日〜3日あれば主要な観光地を制覇することもできるでしょう。
また、香港の美しい夜の街並みは有名で、世界新三大夜景にも選ばれています。
そんな魅力的なそれぞれの国へ行く際、現地でのインターネット環境を確保するために必要なのが「ポケットWiFi」です。
基本的には、渡航先の国で使えるWiFiを事前にレンタルしたり、空港でレンタルしたりする場合が多いと思います。
勿論、一カ国にゆったり滞在する海外旅行も楽しいですが、せっかくならば複数の都市や国を周る周遊旅行を体験してみてはいかがでしょうか?
今記事では、各国で周遊プランを提供している海外用ポケットWiFiの比較表と、国ごとに手続きが必要のない、おすすめの周遊用WiFiをご紹介させていただきます。
中国や韓国、香港以外を周る際にも参考にしていただければ幸いです。
目次
【中国】おすすめの周遊ポケットWiFi
【中国】おすすめの周遊ポケットWiFi | ||||||
TripWiFi | イモトのWiFi | グローバルWiFi | Wi-Ho! | JAL ABC | アジアン データ |
ワールド データ |
中国でのWiFi使用料金プラン | ||||||
1GB:500円 | 1GB: 1,580円 |
1GB: 1,570円 |
1GB: 1,180円 |
無制限: 1,250円 |
500MB: 880円 |
500MB: 1,180円 |
7日間 ⇒500円 |
7日間 ⇒11,060円 |
7日間 ⇒10,990円 |
7日間 ⇒8,260円 |
7日間 ⇒8,750円 |
7日間 ⇒6,160円 |
7日間 ⇒8,260円 |
アジアエリア内での周遊料金 | ||||||
0円/7日 ▼周遊可能国 韓国 香港 台湾 インドネシア ベトナム マレーシア |
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
700円/7日 ▼周遊可能国 シンガポール マカオ タイ フィリピン カンボジア ラオス | 1,880円/日 |
1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
1,000円/7日 ▼周遊可能国 ミャンマー パキスタン スリランカ カザフスタン イスラエル バーレーン サウジアラビア |
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
1,400円/7日 ▼周遊可能国 インド アラブ首長国連邦 カタール ヨルダン バングラデシュ モンゴル ネパール | 1,880円/日 |
1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
中国からアジア圏内で周遊利用できる、海外用ポケットWiFiを提供している会社は沢山あります。
今回は、その中でも特に有名な7社をご紹介させていただきました。
中国だけで使用できるポケットWiFiの料金表も知りたい方、各社のキャンペーンやオプション、連絡先などの詳細を知りたい方は、中国用WiFiの料金比較表からご確認ください。
【韓国】おすすめの周遊ポケットWiFi
【韓国】おすすめの周遊ポケットWiFi | ||||||
TripWiFi | イモトのWiFi | グローバルWiFi | Wi-Ho! | JAL ABC | アジアン データ |
ワールド データ |
韓国でのWiFi使用料金プラン | ||||||
1GB:500円 | 1GB: 1,580円 |
1GB: 1,570円 |
1GB: 1,180円 |
無制限: 1,150円 |
500MB: 880円 |
500MB: 1,180円 |
7日間 ⇒500円 |
7日間 ⇒11,060円 |
7日間 ⇒9,590円 |
7日間 ⇒8,750円 |
7日間 ⇒8,050円 |
7日間 ⇒6,160円 |
7日間 ⇒8,260円 |
アジアエリア内での周遊料金 | ||||||
0円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
700円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
1,000円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
1,400円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
韓国からアジア圏内で周遊利用できる、海外用ポケットWiFiを提供している会社は沢山あります。
今回は、その中でも特に有名な7社をご紹介させていただきました。
韓国だけで使用できるポケットWiFiの料金表も知りたい方、各社のキャンペーンやオプション、連絡先などの詳細を知りたい方は、韓国用WiFiの料金比較表からご確認ください。
【香港】おすすめの周遊ポケットWiFi
【香港】おすすめの周遊ポケットWiFi | ||||||
TripWiFi | イモトのWiFi | グローバルWiFi | Wi-Ho! | JAL ABC | アジアン データ |
ワールド データ |
香港でのWiFi使用料金プラン | ||||||
1GB:500円 | 1GB: 1,580円 |
1GB: 1,570円 |
1GB: 1,370円 |
無制限: 1,250円 |
500MB: 880円 |
500MB: 1,180円 |
7日間 ⇒500円 |
7日間 ⇒11,060円 |
7日間 ⇒9,590円 |
7日間 ⇒8,260円 |
7日間 ⇒8,750円 |
7日間 ⇒6,160円 |
7日間 ⇒8,260円 |
アジアエリア内での周遊料金 | ||||||
0円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
700円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
1,000円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
1,400円/7日
|
1,880円/日 | 1,980円/日 | 1,580円/日 | 1,990円/日 ※3Gプランのみ |
880円/日 ※500MBプランのみ |
1,180円/日 ※500MBプランのみ |
香港からアジア圏内で周遊利用できる、海外用ポケットWiFiを提供している会社は沢山あります。
今回は、その中でも特に有名な7社をご紹介させていただきました。
香港だけで使用できるポケットWiFiの料金表も知りたい方、各社のキャンペーンやオプション、連絡先などの詳細を知りたい方は、香港用WiFiの料金比較表からご確認ください。
中国・韓国・香港の周遊WiFi利用手順
中国・韓国・香港から、アジア圏内に周遊した料金を、7社の海外用ポケットWiFiを使って比較させていただきました。
レンタルする場合と、端末を購入する場合がありますが、ご紹介した海外用ポケットWiFiの中で端末を購入するタイプのWiFiは「Trip WiFi」のみです。
それぞれの製品によって料金やオプションなどは変わりますが、利用に至るまでの手順は殆ど同じです。
※オプションや詳細情報については、それぞれの国の詳しい料金比較表からご覧ください。
まずは、Trip WiFi以外の、レンタルWiFiを利用した場合の、お申込みから返却までの一覧の流れを記載させていただきます。
普段からレンタルWiFiを利用している方なら問題ないかと思いますが、WiFi端末を購入するよりも手順が多くなるのでしっかりと把握しておきましょう。
【周遊】レンタルWiFiの利用手順
▼STEP1:レンタルWiFiのお申込み
旅行日程が決まったら、上記表やご自身で調べたポケットWiFiを決めましょう。
料金やサービスを比較して、ご自身のスマートフォンやPCから選んだ製品の公式サイトへアクセスし、お申込みを完了させてください。
各項目に従って必要情報を入力するだけなので、そこまで手間はかからないでしょう。
基本的には、クレジットカード決済が一般的となっています。
しかし、レンタル先によっては、現地での現金決済や、コンビニでの後払い決済(NP後払い)、請求書決済などがお選びいただけます。
また、周遊目的で利用する場合は、事前に周遊国を選んで申請する必要があります。
2カ国や周遊(複数国)の場合、1台で使用できるよう設定している場合が多いようですが、国によっては複数台になる場合もあるみたいです。
荷物が多くなるなどの心配がある場合は、サポートセンターへ事前に問い合わせしてみましょう。
▼STEP2:レンタルWiFiの受け取り
殆どのWiFiレンタル会社が、国内の主要国際空港で受取を可能としています。
しかし、渡航当日はバタバタしてしまう可能性や時間がない場合も考えられます。
海外旅行に慣れていない方、レンタルWiFiを初めて利用する方、事前に受け取れるほうが安心するという方は、自宅や会社での宅配受取がおすすめです。
宅配受取に関する手数料などの料金については、レンタル先によって変わります。
▼STEP3:海外旅行先でWiFiを使用
各国の空港に到着後、WiFiルーターの電源を入れてください。
その後、選んだ製品の「SSID」と「パスワード」を確認します。
確認後、インターネットに接続したいスマートフォンやPC端末のWiFiの選択画面から選んだ製品のSSIDを選択してください。
すぐにパスワードの入力を求められると思うので、確認したパスワードを入力すればインターネットに接続が完了します。
空港に到着後、すぐにWiFiの接続設定を済ませておけばその後の行動もスムーズになるでしょう。
ホテルまでの道や、観光スポットなどを調べたいと思った瞬間にWiFi設定を行なうとWiFiへの接続に手間取った時が不便です。
中国・韓国・香港に限らず、殆どの空港ではフリーWiFiが提供されています。
空港で利用する際は、空港のフリーWiFiを使用できますが、空港から出た後だとフリーWiFiスポットを調べるのが大変です。
接続設定がうまくいかなかった場合、接続方法を調べるにもWiFiがないとインターネット検索ができません。
以上のことをふまえて、各空港に到着後はすぐにWiFiの接続設定を行なうことをおすすめいたします。
▼STEP4:レンタルWiFiの返却方法
レンタルWiFiを利用した場合、帰国後にWiFiを返却する必要があります。
レンタル会社の国内空港カウンターや、宅配を利用してレンタル先へ返却してください。
殆どのレンタル会社が、国内空港カウンターでの返却を行なっています。
なので、空港に到着したらそのまま空港カウンターで返却するといいでしょう。
自宅に帰ってからの宅配返却となると、実費で宅配料金を支払う場合があります。
料金や手間を考えても、レンタルWiFiを利用するなら空港で返却することをおすすめいたします。
【周遊】Trip WiFiを購入する場合
購入前に、Trip WiFiの詳細を知りたいという方は、以下ページをご覧ください。
Trip WiFiは、事前に端末を購入する必要があります。
端末を19,580円でご購入後に、利用したいエリアでGBを購入します。
クラウドSIM搭載のポケットWiFiでもあるため、レンタルWiFiよりも手順が少なく、データプランの詳細もわかりやすいのが特徴です。
▼STEP1:Trip WiFiのお申込み
旅行日程が決まったら、公式サイトへアクセスしお申込みを完了させてください。
各項目に従って必要情報を入力するだけなので、そこまで手間はかからないでしょう。
お支払方法は、クレジットカード決済のみとなっています。
取扱いカードは、「VISA」「Mastercard」「JCB」「AmericanExpress」「DinersClub」となっています。
レンタルWiFiの時とは違い、一カ国利用や周遊利用に関係なく、事前に渡航先の登録や申請は必要ありません。
また、複数国を周遊する場合でも、Trip WiFi1台で使用できるので、荷物が増える心配もしなくて済みます。
▼STEP2:宅配で端末を受け取り
Trip WiFiは、レンタルではなく端末を購入して利用するWiFiです。
そのため、空港などでの受け取りは行なっておりません。
ご自宅や、指定した場所へTrip WiFiをお届けいたします。
全国の配達手数料は無料、当日15時までのご注文で当日発送をしています。
しかし、Trip WiFiに限ったことではありませんが、宅配業者側で遅れが生じる可能性もあります。
遅くても翌日配送を行なうことが殆どですが、出発日までには余裕をもった注文を行なうことをおすすめいたします。
▼STEP3:アプリのインストール
- Trip WiFiを箱から出す
- Trip WiFiの電源を入れてください。
(電源ボタン3秒間長押し)
※電源が入ってすぐの動作が遅い場合があります。最大10分程度かかります。
- アプリのダウンロード
- Trip WiFiのホーム画面にあるQRコードをスマートフォンでスキャンして「Trip WiFiアプリ」をダウンロードしてください。
※QRコードをスキャンしてもアプリがダウンロードできない場合は、アプリストア「TripWiFiアプリ」を検索してダウンロードしてください。
- アプリを開いて「携帯電話番号」または「メールアドレス」を登録してください。
- 携帯電話で登録した場合は、SMSに届く認証番号を入力してください。
メールアドレスで登録した場合は、メールアドレスに届くリンクをクリックして、アカウントをアクティベートしてください。
※リンクや認証コードのメッセージが届かない場合
メールアドレスで登録する場合、まずメールの受信トレイや削除済みアイテムなどにメールが届いていないか、またメールボックスの利用可能容量を超えていないかどうかをご確認ください。
携帯電話のSMSで登録する場合、迷惑メッセージを受信しない機能が設定されていないかどうか、またスマートフォンにて、海外ローミングサービス中の場合はSMSを受信できる環境になっているかどうかをご確認ください。
- スマホにTrip WiFiを登録する
- Trip WiFiアプリにログインして「Trip WiFiを登録する」をクリックしてください。
- 液晶画面にあるQRコードを、スマートフォンでスキャンすると登録完了です。
※注意
Trip WiFiを2台以上お持ちの場合、同一のTrip WiFiアカウントを設定することはできません。
(1アカウントでの利用は1台まで)
Trip WiFiを切り替える場合は、まず使用中のTrip WiFiからアカウントを削除し、切り替えたいTrip WiFiでアカウントにログインし直してください。
切り替え後には、Trip WiFiの再起動が必要です。
複数のTrip WiFiを同時に使用する場合は、それぞれに対応しているアカウントで別々にログインする必要があります。
- Trip WiFiを再起動
- 初回のみ、ペアリングした後はTrip WiFiを再起動する必要があります。
電源ボタンを3秒長押しして、再起動を行なってください。
- WiFiへの接続
- Trip WiFiの電源を入れます。
スマートフォンのWiFi設定をオンにして「Trip WiFi×××」を選択し、パスワードを入力するとインターネットに接続できます。
※パスワードは端末の液晶画面に表示されています。
▼STEP4:エリアを選択して利用
Trip WiFiのアプリのトップページから、下にスクロールしていくと「海外プラン」という項目があります。
アジアの中でも比較的主要なエリア、今回記事内でピックアップしている「中国」「韓国」「香港」なら、「1GB500円」でインターネットを利用していただけます。
また、一カ国だけではなく他の国も周遊する際、同じエリア内であれば追加料金はかかりません。
さらに、すべてのプランには、乗継でよく利用する「中国」「韓国」「香港」がご利用可能エリアとして標準で含まれています。
同エリア、そして標準で利用できるエリア以外の国を周遊する際は、上記表が記載されているご利用料金から料金プランを確認していただけます。
プラン購入後は、旅行先で電源を入れるだけでインターネットが利用できます。
※日本で電源を入れてもGBは消費されないのでご安心ください。
端末が到着後にすべての設定を行なうことができ、旅行の数日前にバタバタすることもありません。
渡航当日や、旅行先で面倒な手続きが発生することなく快適に利用できるのはとても魅力的ではないでしょうか?
万が一購入したGBを使い切ってしまった場合も、自動的に課金されることもないので安心してください。
アプリから再度利用したいエリアでGBを購入すれば、引き続き利用していただけます。
Trip WiFiのご利用方法は、公式サイトにて動画でも説明しておりますので、さらに細かく詳細を知りたい方はこちらからご視聴していただけます。
中国・韓国・香港の周遊WiFiの注意点
ここまでお読みいただいて、現在WiFi端末の購入を検討している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
どちらかというと、殆どの方が親しみ慣れている「レンタルWiFi」の利用を検討しているかと思います。
中国や韓国、香港で周遊する際の料金比較表でご紹介した7社の中であれば、WiFi端末を購入することなくレンタルで利用できるブランドは「Ttip WiFi」を除く6社があります。
それぞれ周遊料金設定やプランなどは異なりますが、「レンタル」だからこそ気をつけないといけないことがあります。
補償オプション内容を確認しよう
レンタルWiFiを申し込む際に、各社がオプションで提供している「安心補償制度」に加入するかどうかを選択する画面が出てくるかと思います。
この「安心補償制度」というのは、万が一、ルータを破損・紛失した場合に補償をしてくれるオプションです。
オプションのランクによって弁償率は変わりますが、数万円の出費になると考えれば、加入しておくのが無難なのかもしれません。
しかし、必ずしも各社の補償オプションに申し込む必要はありません。
海外旅行に行く場合、殆どの方が「海外旅行保険」に加入するかと思います。
通常、海外旅行保険の補償内容には「賠償責任」という項目があり、万が一WiFiルーターを破損・紛失してしまっても、補償を受けることができます。
そのため、賠償責任補償付きの海外旅行保険に加入するならば、わざわざレンタルWiFi会社の保険に二重に入る必要はありません。
レンタルWiFiの安心補償制度は、一番高いプランで「550円/日」です。
「一日たった数百円」だと思っていても、海外滞在期間が長ければ長いほど大きな出費になります。
【要確認】
- 加入する海外旅行保険の「約款」に、「レンタル業者から借り入れた品も補償対象」と記載があるかどうかを確認してください。
- 「免責」があるタイプの場合、一定額までは補償の対象とならずに免責金額を超えた部分についてのみ保険で補償されます。
- 「クレジットカード」に付帯されている海外旅行保険の場合、レンタル業者から借り入れた品は補償の対象外なケースもあります。
中国・韓国・香港フリーWiFiスポット
中国・韓国・香港から、アジア圏内に周遊した料金比較表や、各種WiFiの利用手順。
そして、レンタルWiFiの注意点についても記載させていただきました。
しかし、レンタルWiFiや、WiFiを購入せずに現地のフリーWiFiを活用して旅行がしたいと考えている方もいるでしょう。
インターネットの存在が当たり前になっている現代、日本でも至る所にフリーWiFiは設置されています。
中国・韓国・香港でも、日本と同じようにフリーWiFiは多く設置されているのでしょうか?
以下にて、中国・韓国・香港の中でも主要なフリーWiFiスポットについてご紹介させていただきます。
空港・飲食店のフリーWiFiが便利
中国・韓国・香港の各空港では、フリーWiFiを提供しています。
各空港で最も多いフリーWiFiの種類は「Airport Free WiFi」です。
こちらのフリーWiFiであれば、電話番号やメールアドレス、個人情報などの登録は必要ありません。
回数や時間などの利用制限もなく、気軽に利用することができます。
しかし、空港によっては、フリーWiFi専用のパスワードや登録手続きが必要な場合もあります。
各空港の次に、フリーWiFiを利用しやすいのがカフェやレストランなどの飲食店です。
観光客に人気のエリアや、観光スポット付近にある飲食店では、殆どのお店でフリーWiFiを提供しています。
使用するにはパスワードの入力が必須になるかと思いますので、お店のスタッフに声をかけてWiFiのSSIDとパスワードを教えてもらいましょう。
注文した後のレシートや、テーブル、レジ付近にパスワードが記載されている所もありますが、注文の際に「WiFiは使えますか?」と尋ねるのが一番スムーズです。
しかし、一部の飲食店では、ログインの際各国の電話番号が必要な場合があります。
その場合、フリーWiFiを利用することができないので注意しましょう。
海外旅行先として人気が高い中国・韓国・香港では、観光客が訪れる場所にフリーWiFiが多く設置されています。
中国・韓国・香港の周遊WiFiの選び方
中国・韓国・香港に問わず、周遊先で最も手軽にインターネットを利用する方法は、フリーWiFiに接続することです。
海外旅行先として有名な国であれば、観光客が訪れる様々な場所に無料で利用できるWiFiスポットが設置されています。
また、国や都市独自のフリーWiFiを提供していたり、公共のエリアでもフリーWiFiスポットが設置されていたりする国もあります。
一見、それならばレンタルWiFiやWiFiを事前に購入する必要がないのではないかと思いますが、フリーWiFiにもデメリットは多く存在します。
行き慣れていない国でパスワードを教えてもらうこと、見慣れない現地のウェブページでの登録手続きなどは容易ではありません。
指示通りに操作しても、繋がらないというアクシデントもあるでしょう。
また、フリーWiFiは人の多い場所に設置されることが多いため、多くの観光客が同時に接続すれば、通信速度が遅く使いものにならないという問題もあります。
最後に、フリーWiFiでもっとも懸念されるという点が、セキュリティの問題です。
適切なセキュリティ設定が行なわれていない場合、通信データを盗まれたり、スマートフォンが第三者に監視されたりする可能性が考えられます。
実際に、偽物のフリーWiFiを使った盗聴被害なども出ています。
本当に安全なWiFiかどうか確認するのは難しく、パスワードが公開されているフリーWiFiでも、盗聴の危険があります。
そういった点も踏まえて、周遊旅行時には海外用WiFiをレンタルか購入することをおすすめいたします。
レンタルであれば、旅行前に事前にインターネットから申し込みをして、空港で借りて、帰りに空港で返せば終了です。
国内の主要空港で借りられるほか、出発前に郵送で届けてもらうことも可能です。
フリーWiFiよりも安全性が高く、快適にインターネットへ接続することができます。
1台のルーターを複数人で共有することもできるので、一緒に旅行へ行く方と使用していただけます。
周遊ならクラウドSIMがおすすめ
周遊旅行先でインターネットを使う手段の一つに、「クラウドSIM」というサービスもあります。
今話題になっているサービスで、SIMカードが不要で全世界100カ国以上で使用することが可能なWiFiサービスです。
レンタルと違って、クラウドSIM搭載のポケットWiFiを購入する必要がありますが、中国・韓国・香港以外の海外でも、現地に到着したら電源を入れるだけでインターネットに接続することができます。
帰国後も、国内プランを選択すれば引き続き国内でも使用することができるので、格安SIMと併用して賢く経済的にインターネットを使用している方もいます。
日常使い以外にも、海外旅行・出張が多いという方には特におすすめのサービスです。
「クラウドSIM」とは、SIMカードを通信端末ではなく、クラウドサーバーで管理するという次世代型の通信技術のことです。
通常、スマートフォンやタブレット等の通信端末1台にSIMカードが1枚挿入されていて、このSIMカードによって通話やインターネットなどの通信サービスを利用することができます。
それに対して、クラウドSIMシステムでは、このSIMカ¬ードを通信端末ではなく、世界WiFiのクラウドSIMサーバー上で管理しています。
世界WiFiの各端末にはコントロールSIMと呼ばれるソフトウェアが組み込まれており、このコントロールSIMに対してクラウド上のSIMカードを割り当てることで通信を可能にしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、中国・韓国・香港などを含む、周遊を考えている方向けに、おすすめのポケットWiFiをご紹介させていただきました。
貴方に合ったインターネット利用方法、周遊旅行を快適に過ごすために必要なWiFiはどれでしょうか?
現地のフリーWiFiや、レンタルWiFiよりもクラウドSIM搭載のポケットWiFiを購入して周遊することが一番おすすめの方法です。
ですが、時と場合によってはレンタルWiFiを利用するほうがいい場合もあるでしょう。
本日ご紹介した、中国・韓国・香港などを含む、周遊WiFiの料金比較表や、それに付随したWiFiのお話がご参考となれば幸いです。