スマートフォンで契約している容量だけでは足りず、自宅でもWiFiを使いたいと考えている方も多いでしょう。
しかし、自宅でのWiFi利用として一般的な固定回線を選ぶ場合、回線工事や立ち合いなどの手間もかかり、そして月々の固定費が高額となります。
毎月に大容量を消費している方には最適ですが、その月によって利用したいWiFi容量にバラつきがある方にも、固定回線はおすすめとはいえません。
そんな中、固定回線より手軽で費用もお得な「モバイルWiFi」が今注目を集めています。
外出先でも使えるなどのメリットも多く、工事をする必要もありません。
設定も簡単にできるものが多いので、契約後すぐに使い始めることができるでしょう。
今記事では、自宅でモバイルWiFiを利用する際のメリットデメリットと、おすすめのモバイルWiFiをご紹介させていただきます。
これからWiFiの契約を考えている方は、是非この記事を参考にしてください。
目次
【自宅】モバイルWiFiのメリットデメリット
自宅でモバイルWiFiを使う場合、以下のようなメリットがあります。
- 自宅内のどこでも持ち運びができる
- 工事不要なので契約後すぐに使える
- 固定回線よりも固定費が抑えられる
そして、自宅でモバイルWiFiを使う主なデメリットは以下の二つです。
- 短期、月間通信制限がある場合が多い
- 固定回線に比べると通信速度が落ちる
メリット
モバイルWiFiは、固定回線とは違い自宅内ではもちろん、自宅以外の場所でもインターネットへ繋ぐことができます。
固定回線のような手続きや工事も必要なく、モバイルWiFiを受け取ったその日から、インターネットに接続できるようになります。
引っ越しを行なう場合にも、新たな手間や費用、面倒な手続きもなくそのまま同じ回線を利用することが可能です。
さらに、モバイルWiFiの月額料金は、固定回線に比べてリーズナブルな設定となっています。
大容量のプランを選択した場合でも、月額4,000円程度が多く、固定回線の月額基本料金は5,000~6,000円を目安と考えると、ライトユーザーにとっては、通信費の節約になるでしょう。
デメリット
モバイルWiFiは、冒頭でも記載した様に容量制限が設けられており、プランによって定められた容量を超えると、「速度制限」がかかってしまいます。
契約する回線の種類によって、「月間の容量」が決まっているサービスと、「短期間の容量」が決まっているサービスに分かれますが、どちらも速度制限がかかると一定期間の通信速度が極端に遅くなってしまいます。
モバイルWiFiの速度制限についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
また、多くのモバイルWiFiの通信速度は、固定回線よりも遅い傾向にあります。
基地局からモバイルWiFi端末までの通信も無線となるため、通信速度が電波状況にかなり左右されます。
利用エリアによっては、動画閲覧やゲームの利用に支障をきたす場合もありますので、モバイルWiFiを契約する前には対応エリアをしっかりと確認しておきましょう。
モバイルWiFiの通信速度についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
ライトユーザーはモバイルWiFiを採用しよう
モバイルWiFiを自宅でも利用したいと考えている方にとって、一番気になるのは「容量オーバーに伴う速度制限」でしょう。
契約の際に手間暇がかからず、月額の料金が安くても、実際に使用してすぐに速度制限がかかれば使い物になりません。
上記項目でも記載した様に、容量制限が設けられており、プランによって定められた容量を超えると、速度制限がかかってしまいます。
モバイルWiFiを自宅で利用しても問題ないかを見極めるために必要なのが、ご自身のインターネット利用内容「ライトユーザー」なのか「ヘビーユーザー」なのかという点です。
ライトユーザーかヘビーユーザーかを判断するポイントは、「動画視聴」と「オンラインゲーム」の利用度合いで決まります。
その理由は、この2つが多くの容量を消費する行為であり、音声のみのLINE通話やメール、ウェブ閲覧の利用がメインの方は、通信制限を気にする必要はな
いといえます。
また、パソコンを使って動画編集などを行なう方も、モバイルWiFiより固定回線のほうが向いているでしょう。
参考までに、こちらの記事で、1GBで利用できるサービス内容をご紹介しています。
ご自身で必要なサービスを考え、ライトユーザーかヘビーユーザーかを見極めてみましょう。
モバイルWiFiの契約時点のチェックポイント
ご自身がライトユーザーで問題ないと判断できた場合、モバイルWiFiの契約を検討しましょう。
その際、チェックしてほしいポイントが以下の通りです。
- トータルコストはいくらになるのか
- エリア、通信速度、通信容量の詳細
- 契約後のサポートは充実しているか
一口にモバイルWiFiといっても、大手キャリアが提供している製品から独自に提供している製品まで様々です。
普段利用しているサイトで見かけた広告やキャンペーンなど、パッと見で安いからという理由だけで契約をしてしまうと、後々後悔してしまう可能性があります。
コスト面
モバイルWiFiを選ぶ際は、月額料金だけでなくトータルコストを比較しましょう。
月額料金が安くても、端末料金や初期費用を加算すると割高になってしまうケースがあります。
また、最初のキャンペーン期間が安くても、数カ月後からは知らず知らずのうちに料金を上げられるプランを提供している会社もあります。
さらに、2年以上の長期利用であればあまり気にしなくても大丈夫かと思いますが、短期利用の場合は「契約期間」「解約料金」などにも注意が必要です。
モバイルWiFiを選ぶときには、利用したい期間のトータルコストを計算して比較しましょう。
スペック面
モバイルWiFiは、会社によって通信可能な「対応エリア」が異なります。
そのため、契約したいモバイルWiFiが決まった後は、自宅や使用する場所が対象エリア内なのか事前に確認しておきましょう。
また、使用エリア以外に「通信速度」や「通信容量」も確認が必要です。
通信速度は提供している機種によって、通信容量は各社の料金プランによって異なります。
ご自身が自宅や外出先でモバイルWiFiを使用する場面を想定し、必要な通信速度と通信容量を満たしているか確認することが大切です。
サポート面
トータルコストや、端末そのもののスペックが優秀でも、サポート面がしっかりしていない会社からモバイルWiFiを契約するのは危険です。
契約後も、利用しているモバイルWiFiが繋がらなくなるなどのトラブルが発生する可能性があるからです。
回線が理由の場合もあれば、モバイル WiFi端末本体が原因の場合もあります。
万が一の故障の際にも、サポート体制が充実していると安心して利用することができます。
専用のサポートセンターがあるかどうかは、契約前に確認しておきましょう。
自宅で使えるおすすめのモバイルWiFiなら!
ここまで、自宅で使えるモバイルWiFiの解説をしてきましたが、実際にどのモバイルWiFiと契約すればいいのでしょうか?
モバイルWiFiには、サービスの種類が豊富にあります。
大手キャリアが提供しているものや、企業独自が提供しているものなど、それぞれサービスも料金プランも違います。
その中でも、今回自宅で使えるモバイル WiFiとしておすすめさせていただきたいのが、今話題のクラウドSIMが搭載されている「Trip WiFi」という製品です。
本来、通信端末1台につき1枚刺されているSIMカードは、契約したキャリア回線でしかインターネットが使えません。
それに対してクラウドSIMは、SIMをクラウドサーバー上に管理しているので、通信回線は関係なく、どのエリアでも 常に安定した通信速度が期待できます。
また、Trip WiFiは基本料金無料のモバイルWiFiのため、レンタルWiFiのように月額固定費や解約料金が発生することはありません。
端末購入後は、1GB500円・3GB980円・7GB1,980円といった3つの国内プランから、必要な容量をチャージするだけでインターネットが利用できます。
万が一、容量を使い切ってしまった場合も自動課金されることもないので、お金が無駄にならずに安心でしょう。
専用のアプリをダウンロードするだけで簡単にWiFiを利用できるので、自宅にWiFi環境を早く整えたいという方におすすめのポケットWiFiです。
Trip WiFiの性能を詳しく記載したランキング記事が、こちらから確認できますので、気になった方は併せてご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、自宅で気軽にインターネット環境を整える方法の一つ、モバイルWiFiを使用するメリットとデメリットについてご紹介させていただきました。
記事内でもお伝えしているように、モバイルWiFiを自宅で利用しても問題ないかを見極めるためにはご自身のインターネット利用内容を把握することが大切です。
動画視聴やオンラインゲームを常時利用したいと考えている方は固定回線の契約をお勧めしますが、一般的な利用であればモバイルWiFiを選択しても問題ないでしょう。
むしろ、外出先での利用が可能になったり、固定費が安くなったりするなどメリットのほうが多いはずです。
自宅以外でもWiFiを利用したい、すぐにWiFi環境を整えたいという方は、是非モバイルWiFiの契約を検討しましょう。